「アフリカの角」の大干ばつとケニアのソマリア進攻
駐ケニア大使 高田 稔久 去る10月16日、ケニアは、テロリスト勢力たるアル・シャバーブ(AS)により国の安全、経済が脅かされているため断固たる措置を取らざる […]
「アラブの春」の先駆者チュニジア、民主化へ着実な一歩を進める
駐チュニジア大使 多賀 敏行 1. はじめに 「今まで50年以上生きてきたが,生まれて初めて投票する。こんなにうれしいことはない」。これは,今年10月23日にチ […]
革命の興奮と倦怠―エジプトの場合
駐エジプト大使 奥田 紀宏 今年初めに18日間のタハリール広場の青年活動家を中心とした抗議運動によりムバラク大統領が退陣してから8ヶ月余りが過ぎたが、現状では […]
西アフリカの援助の現場から
ダカール中心街にて駐セネガル大使 深田 博史 その1. JICAの青年協力隊 先般、同じ西アフリカのニジェール、ブルキナ・ファソで活動していた海外青年協力隊員が […]
「アラブの春」とイラク情勢
前駐イラク大使 小川 正二 「イラクの現状と将来」2011-4-11 論壇も合わせてお読みください。(霞関会編集部) 1. 「アラブの春」の歴史的意味 昨年 […]
ミンダナオ和平と日本の貢献
前フィリピン大使 桂 誠 8月4日、ミンダナオ和平に関しアキノ大統領と反政府指導者とのトップ会談が東京近郊で極秘裏に行われ、翌日、発表・ […]
『柔道は世界の無形文化財』日本はもっと国際的「経営」意識を
元駐デンマーク大使 柔道6段 小川郷太郎 私は、大学でやっていた柔道を外務省入省後も続け、在勤地のフランス、フィリピン、旧ソ連、韓国、ハワイ、 […]
上野景文著『バチカンの聖と俗』(かまくら春秋社、2011年)
元駐チェコ共和国大使 髙橋 恒一 本年7月末に出版された上野景文著「バチカンの聖と俗」(かまくら春秋社)は、15年程前から文明・文化についての論考を発表してきた […]
国際的に注目されるロシア農業の動向
道都大学名誉教授 元駐ソ連大使館参事官 柴崎 嘉之 1. はじめに ロシアは、2010年8月15日から2011年6月まで、穀物の禁輸措置をとり、同年7月に解除 […]
日本の近隣国との関係
元国際情報局長、元駐イスラエル大使、元国際テロ対策担当大使 茂田 宏 国際情勢に関するをブログ「国際情報センター」を主宰。 日本の近隣国の国際法を含むルールへの […]