オランダ海軍巡洋艦「Java」―戦間期日蘭交流の一側面(未定稿)
霞関会会員 竹内春久 日蘭交流の歴史は17世紀初頭まで遡り、オランダは日本の発展に大きな影響を与えた国の一つであるが、第1次大戦と第2次大戦の戦間期に日本に来 […]
余談雑談(第129回)泣くことの効用
元駐タイ大使 恩田 宗 英国のメイ前首相は不本意な退陣に追い込まれ辞任挨拶を終えた時は感極まったのか顔を歪めて涙をこらえていた。涙は強く感動すると出てくるが涙 […]
中村順一著『日本の感性と東洋の叡智』(淡交社、2021年)
元駐ギリシャ大使 齋木俊男 この本は一年以上前に刊行されすでに二刷を重ねて評価が高まっているようですが、出版当時は事情があって果たせなかったので、遅ればせなが […]
安倍元総理の外交遺産(海外の評価)
外務省参与、和歌山大学客員教授元駐グアテマラ大使 川原英一 7月8日昼に安倍元総理が街頭での選挙演説中に銃撃され、その日の午後に御逝去との衝撃的報道は国際的に […]
スウェーデンのNATO加盟に思うこと
元駐スウェーデン大使 森元誠二 マドリードNATO首脳会議における結論を踏まえて、7月5日、加盟30ヵ国はスウェーデンとフィンランドの加盟議定書に署名を行った […]
河東哲夫著『ロシアの興亡』(MdN新書、2022年)
元駐トルコ大使 田中信明 国と言うのは単なる個々人の集合体でなく、人々の利害、愛憎その他諸々の情念を糾合した人間社会であり、その過程での巨大なエネルギーを基盤 […]
ロシアのウクライナ侵攻に思うこと
前駐キルギス大使 山村嘉宏 2月24日、ロシアがウクライナに攻め込んだ時には、その目的については、ウクライナのNATO加盟を阻止するため、という見方が多かった […]
ウクライナ侵攻と核抑止、そして核軍縮
元軍縮会議日本政府代表部大使 佐野利男 はじめに 今回のウクライナ侵攻は、「戦争の世紀」と言われた20世紀を乗り越え、国際社会が勝ち取った諸原則、すなわち主権尊 […]
余談雑談(第128回)アジアと日本
元駐タイ大使 恩田 宗 印度のモディー首相は2019年6月親中政権が倒れたモルディヴを訪れ議会で印モ両国は印度太平洋地域の不可分の一部でありそのシーレーンの開 […]
<帰国大使は語る>小さな観光大国クロアチア
前駐クロアチア大使 嘉治美佐子 2019年5月から2022年4月まで駐クロアチア大使を務めて最近帰国した嘉治美佐子大使は、インタビューに応え、クロアチアの特徴 […]