広島G7サミットとブラジル(ルーラ大統領)
駐ブラジル大使 林禎二 はじめに 2003年~2010年まで二期に渡ってブラジル大統領を務めたルーラ大統領は、世界の主要国の首脳の中でも、とりわけ外交 […]
トンキン湾海洋境界画定に見るベトナムの海洋政策
元在クリチバ総領事 内山美生 筆者は外務省を定年退職した後7年をかけて博士論文を書き、これを基に本年拙著『ベトナムと中国のトンキン湾海洋境界画定-中国 […]
G20サミットからみえる今後の世界(英米メディアの視点)
外務省参与 和歌山大学客員教授 川原 英一 インドで開かれた第18回G20サミットについて多くのメディアが報じています。サミット議長国インドの外交力が […]
アディスアベバ日本庭園・茶室の復興に取り組んで
大阪学院大学教授 前在エチオピア大使 松永大介 1.はじめに サブサハラ・アフリカに日本庭園があると聞いて「なぜ?」といぶかしがる方もお有りかも知れな […]
余談雑談(第154回)日本語の変化
元駐タイ大使 恩田 宗 吉川幸次郎は「袖ひじてむすびし水のこほれるを春たつけふの風やとくらん」という古今集の和歌を例にとり上げ、紀貫之が「歌っているこ […]
ミャンマー情勢の現在と今後
駐ミャンマー大使 丸山市郎 2021年2月1日未明、ミン・アウン・フライン司令官率いる国軍が、アウン・サン・スー・チーさんやウイン・ミン大統領を拘束し […]
続・「チーコ」の備忘録 ~歴代駐独大使に仕えた秘書のモノローグ~
元駐スウェーデン大使 森元誠二 NHKからの問い合わせ 7月のある日、籍を置く大学の同僚からNHKが私と連絡を取りたがっているとの知らせを受けた。メデ […]
余談雑談(第153回) 詩経と万葉集
元駐タイ大使 恩田 宗 中国古代の歌謡詩集「詩経」は儒教々典(四書五経)の一つで士大夫必読の古典だった。文化的に当初から中国の影響下にあった日本でも長 […]
中国に関する24か国での世論調査結果から感じたこと
外務省参与・和歌山大学客員教授 川原 英一 米国の主要な世論調査団体Pew(ピュー)研究所が今春に実施した、中国についての世界24カ国における世論調査 […]
アフリカよ、どこへ行く(quo vadis)
アフリカ連合(AU)日本政府代表部大使 堀内俊彦 はじめに AU代表部に着任して約3年が経つ。この間、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-1 […]