霞関会(かすみがせきかい)とは
霞関会は、外務大臣の設立許可を得て、昭和15年4月に「社団法人霞関会」として発足した団体で、外務省または在外公館に在職し、または在職した者を会員としています。
会の目的は、国の内外において国際事情を研究し、その研究成果の発表等の事業を行って広く国際理解の増進を図り、もって日本外交の発展に資すること、併せて、会員相互間の交流・親睦をはかること、というもので、永年にわたって様々な活動を行っています。
「社団法人霞関会」は、平成25年4月1日をもって公益法人改革三法に基づいた「一般社団法人」に移行し、定款と組織の一部を変更しました。しかしながら、その目的と事業は基本的に従前と変わりなく、今後とも外務省OB・OG会員等による講演会や、ホームページを通じ広く国際情勢と各国事情についての情報提供に努めてまいります。
<沿 革>
昭和2年 | 外務省に勤務する者の親睦会「かすみ会」設立 |
昭和13年6月1日 | 「かすみ会」で「社団法人霞関会定款案」を発表し、賛同を得る(「かすみ会」の発展的解消)。 |
昭和14年5月25日 | 「霞関会創立総会」において、「霞関会(かすみがせきかい)」設立が合意され、霞関会が法人化された時点で、「かすみ会」は自然消滅することとされる。 |
昭和15年(1940年)4月1日 | 外務大臣の設立許可を得て、社団法人「霞関会(かすみがせきかい)」が成立。 |
平成25年(2013年)3月19日 | 内閣総理大臣より、「一般社団法人」として認可され、同年4月1日より「一般社団法人 霞関会」として活動。 |
令和2年(2020年)4月 | 霞関会創立80周年。 |
<組 織>
組 織 |
総 会 | 理 事 会―理事長、副理事長、常務理事、理事、監事、顧問 | 事 務 局―事務局長、職員 | |
理事長 | 篠田研次 | 1976年外務省に入省。国際情報統括官、駐フィンランド大使、駐シンガポール大使等を歴任 |
副理事長 | 白石和子 | 1974年外務省に入省。在ポーランド大使館参事官、駐リトアニア大使、女性・人権人道担当兼北極担当大使等を歴任 |
常務理事 | 辻 優 | 1978年外務省に入省。総合外交政策局国際社会協力部参事官、駐クロアチア大使、駐オランダ大使等を歴任。2020年より、大阪大学大学院法学研究科招へい教授および日本外交協会理事長 |
理 事 | 伊藤実佐子 | 在米及び在シンガポール大使館参事官(いずれも文化広報センター所長)等を経て、2017年より日米文化教育交流会議(カルコン)日本側事務局長 |
川村泰久 | 1981年外務省に入省。経済協力開発機構(OECD)東京事務所長、外務報道官、国際連合日本政府代表部大使、駐カナダ大使等を歴任、2022年から日本ユネスコ国内委員会委員 | |
佐藤地 | 1981年外務省に入省。外務報道官、国連教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部大使、駐ハンガリー大使等を歴任 | |
前田隆平 | 1977年運輸省(当時)に入省。国土交通省国際統括官、駐スイス兼駐リヒテンシュタイン大使、全日本空輸(株)取締役(国際関係担当)等を歴任 | |
丸山純一 | 1977年大蔵省(当時)に入省。金融庁総務企画局総括審議官、シティバンク・ジャパン副会長、駐セルビア兼駐モンテンンネグロ大使等を歴任 | |
横井 裕 | 1979年外務省に入省。在米大使館公使、上海総領事、外務報道官、 駐トルコ大使、駐中華人民共和国大使等を歴任 | |
監 事 | 木村政人 | 1974年外務省に入省。在バングラデシュ大使館、在イラク大使館、在アフガニスタン大使館勤務、在外保健調整官等を歴任 |
髙橋博史 | 1990年外務省に入省。国連アフガニスタン支援ミッション首席政治顧問、駐タジキスタン代理大使、駐アフガニスタン大使等を歴任 | |
顧 問 | 関場誓子 | 1969年外務省に入省。1996年より聖心女子大学教授。同副学長を経て現在同大学名誉教授。2017年より霞関会副理事長(~2023年) |
事務局長 | 倉島義幸 | 外務省入省後、1979年在フランス大使館をはじめ、在アメリカ大使館、在イタリア大使館、在外保健調整官及び在フランス大使館参事官等を歴任 |
(五十音順)
▶︎▶︎情報公開(事業報告・事業計画・貸借対照表)
霞関会事務局連絡先
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省西別館
直通電話:(03)3581-0597
FAX:(03)3580-8140
Eメール:goiken@kasumigasekikai.or.jp