ご寄付:霞関会遺産寄付プログラム

 霞関会では、令和元年10月の霞関会臨時総会でご報告させていただいたとおり、会員、会友の皆様に、遺産寄付プログラムのご案内をさせていただいております。それを受けて、令和2年8月には、会友(会員のご遺族)の方より、3百万円のご寄付を頂戴いたしました(下記「ご寄付の現状」に詳述)。
 ここに、会員・会友の皆様の、平素からのご支援に深謝申し上げますとともに、今後とも、会に対する皆様方の思いを形にし、会の発展のためにご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

令和4年4月 霞関会理事長 篠田研次

【相続人は霞関会】
 人生の最期を迎えるときや、大切な家族とのお別れの時に、外交の発展に資する志を残したいと考える方々に向けて霞関会は遺産寄付プログラムを用意しています。
 霞関会は、これまでもご自身の財産や相続された財産の一部をお預かりし、霞関会の活動に役立たせていただいています。

【遺贈とは】
 遺言によって、ご自身の財産の一部を特定の個人や法人に譲渡することを「遺贈」といいます。
 また、財産を相続された方が、相続財産の一部を寄付することもできます。

【長年の日本外交への貢献を、外交の発展への志に代えて】
 長年日本外交に従事され、貢献された方の思いを未来に繋ぎます。ご希望に応じ、遺贈または、寄付された大切な財産を、霞関会の特定の事業に利用させていいただくこともできます。

【お香典・供花代のご寄付】
 お葬儀へ寄せられたお香典や供花代をお返しに代えてご寄付いただくことにより亡くなられた方の思いを会葬者の皆様にお伝えすることができます。

まずは、事務局にご連絡を:
遺産寄付プログラムにご質問、ご関心がある方は、霞関会事務局にご連絡をお願いします。

一般社団法人 霞関会事務局 https://www.kasumigasekikai.or.jp/
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省西別館3階
直通電話:(03)3581-0597  FAX:(03)3580-8140
Eメール:jimukyoku@kasumigasekikai.or.jp

ご寄付の現状(令和4年3月31日現在)

 令和2年8月、会友(会員のご遺族)の方より、3百万円のご寄付を頂戴いたしました。会といたしましては、 ご寄付下さった方とご相談の上、霞関会創設80周年の記念企画として、英語のホームページの創設と、霞関会報の検索システムの導入によって、ご厚志を形にし、活用させていただくことといたしました。ご本人より本件寄付は匿名でとのご希望をいただいておりますので、ご芳名は差し控えさせていただきますが、霞関会といたしましては、これら2つの企画によってご厚志を形にし、末永く感謝の思いを共有してまいりたいと考えております。

1)英語版ホーム・ページ:2021年5月に始動した英語版ホーム・ページは、海外に向けて会の活動を紹介し、また会員の意見を発信する手だてとして、その必要性が認識されていたものの、財政上の制約から、長らく創設を見送ってきた経緯があります。ご芳志によってOPINION(会員寄稿文)の欄を通じて会員が海外に発信することが可能となる等、日本政府の公式ホーム・ページとはひと味違った形で国益に資することが出来るようになりました。

2)霞関会会報検索システム:会員のホーム・ページに導入された会報検索システム(「会報全号検索システム」と「会報寄稿文検索システム」)を通じて、➀1944(昭和19)年5月の第1号から 直近までの会報が検索できるようになり、また、②1950(昭和25)年1月号から現在に至る全寄稿文の検索ができるようになりました。会報は、霞関会事業の柱であり、「もう一つの外務省史」と言っても過言ではありませんが、昭和20年代のものは劣化が激しく、手に取って閲覧できる状態にはありませんでした。ご芳志によるデジタル化で、全会報の永久保存が可能となり、また、会員は、いつでも自身の端末から会報の閲覧が可能になりました。